花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想 番外編 上等カレー@大阪 南森町

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大阪は、洋食やカレーの店が際立つ場所でもある。
南森町の雲州堂でのライブを前に、
天満商店街を歩き、ちょうど端っこのあたりで発見。

良さげな感じで、店頭に「牛すじカレーあります」
の表記があったので、入ってみることにした。
広めの店内にカウンターを長めに渡している。
夕方になりかけの人の少ない時間ではあったが、
主人一人で切り盛りするには、ややせわしない。

店頭には牛すじカレーの値段がなかったが、
店内を見ると1,000円とあった。
東京なら、まず見向きもしない金額だが、
今回は、折角なので食べてみることにした。
タマゴのトッピングがサービスで、生か温泉、
ということで、温泉たまごを頼んだ。

カレーは、けっこう甘め。
すわ、「王子系」か、と思ったら、じわじわと後から辛みを感じる。
同じ大阪でも、唇までひびく「インデアンカレー」とは全く印象が違う。
ここでは、口の中で、いろんな味が駆け巡り、程よい発汗を伴い、
胃袋に収まる、といった印象を持つ。
確かに「上等」といえば「上等」だ。

そして、こだわりのカレーは得てして敷居の高さを感じさせることもあるが、
ここは、値段以外は、近づきやすい。
手製であろう、キャベツのピクルスも美味かった。
マイペースで、思おうとおりのカレーを作り続けてほしいなあ、
と思った。