花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想 番外編 吉祥寺どんぶり@高田馬場

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「夕方のランチ」で彷徨う。
ラーメンを避けたい、と思いご飯ものを…。
牛丼・かつ丼も避けたい…。

消去法を用いると、ここと「すた丼」となった。
折角なので、行ったことのない店に行くことにした。
この店の破壊的な量は間接的に知っていた。
できて間もない「すた丼」の店舗とは対照的に、
カウンターのみの店舗には、歴戦の跡が残っていた。

脂を控えようと思っていたのに、なぜかボタンは、
「タルタルから揚げ丼」を押してしまう。
普通盛りにしたが、当然、聳えていた(苦笑)。

どんぶりごはんに、キャベツが敷き詰められ、
「『人』という字は支えあっているんだ」という
金八先生の言葉を思い出すように
平たいから揚げが重なり合っている。
タルタルソースがチラリと顔を出している。

食べ方は、かき氷に近いかもしれない。
山の麓から、崩してゆき、空いたスペースに
から揚げを留め置いていく。
性格的に、キャベツを早く食べ終えて
肉⇒ご飯⇒肉…というハーモニーを奏でたい。

しかし、難敵だった。
から揚げの下味は割と薄く、脂の塊のように思えた。
もうちょい醤油ベースか何かだと良かったが…。
今度は普通に肉丼を食べよう。
破壊王には決して挑戦しませんが…。