花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想 番外編 別れはいつも物わかりがいい@高田馬場ウェスト

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うどん屋のウェストが2月10日で閉店する。
九州では、人気店、というふれこみで、ラーメン店ひしめく
高田馬場での棲み分けを目指していたが、及ばなかったようだ。

立ち食いよりも高い。
後発で、臼家や、楽釜のうどん屋が出てきて、
違う麺類の業態でも、競争があったようだ。

ウェストのうどんは、麺がやさしい歯ごたえで、
嫌いではなかった。
ただ、関東の人間にしては、薄味で熱すぎた…。

最初の頃は、70~80年代の懐かしメロディが
流れていたのが好きだったが、この前行ったら、
新しめのBGMになっていた。

ちょっと前から、居酒屋の業態も取り入れ、
チェーン店では、珍しく「森伊蔵」(だったかな?)がある、
という「売り」も出していた。
苦戦しているかなあ、と感じていた。
ちなみに同じ九州からの出店組の「麺屋武虎」も
同じ路線に走ろうとしている。

貼り紙を出したせいか、やや覇気を感じない店内で、
恐らく最後の食事を頂いた。

いか天丼とうどんのセット。
揚げたてを出してくれるし、良い店なのになあ、
と思ったが、何でだろう、何かが足りなかったのかなあ。

確かに、何もかも無難な店は、やはり儲からないのか?