花鳥風月記

流れる水に文字を書く

あしたのジョー

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六本木のTOHOシネマズにて。
14日は「とうほう」にもじって映画が千円で見られる。

今回は、丹下段平に敬意を表し、
映画鑑賞は、カップ酒にアタリメを持ち込む。
すなわちこれ、ストロングスタイル@六本木。

しかし、予告映像が長くて、
映画が始まるまでに、カップ酒の半分を費やした…。
ほろ酔い気分で、映画が始まると、いきなりあのテーマ曲、
うおーーーー!を盛り上がったが、
寺山修司作詞、尾藤イサオの唄は流れず…。


原作を克明に再現している印象。
映像に対する細部へのこだわりが伺えた。
力石徹役の伊勢谷友介のストイックさが光った。
キャシャーン」の汚名を雪(そそ)いだよ…。(笑)
※偶然にもエンディング・テーマが宇多田ヒカルだった…。

そして香川照之丹下段平、完璧だった。(笑)

それぞれが役に対しての思い入れが尋常でない。
見る側のほとんどが、原作(マンガ・アニメ)のストーリーを
追憶する中での、その期待に応えるような妥協のなさだった。

その視覚的インパクトが強すぎて、
演技云々は、あまり気にも留めなかった。

ま、山下智久のジョーはちょっとおとなしい感じがしたなあ。
丹下段平ではなく、香川照之から、演技についての
「あしたのための その1」のはがきを貰ってみては…(笑)

いやあ、楽しめた。