花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想 番外編 暗闇にドッキリ 謎麺@高田馬場

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週末の夕食を高田馬場でとることになり、
久々にテリトリーの反対側を散策。
いろいろな店があるなあ、と目移りしながら、
高田馬場駅から明治通りまで歩く。

そういえば、博多にあった「玄瑛」があったなあ、
と思い行ってみると、ない。
後で調べたら、「太麺堂(ふとめんどう)」という
期間限定の店舗だったらしい。食べ損ねた。

記憶にあった跡地に「謎麺」という不思議な店が…。
店の看板のポップ体フォントと、入口の毛筆のミスマッチ。
これはもう、アタリかハズレのどちらかしかないだろう、と
興味本位で入店。客は自分1人。後から3人くらい来たが…。
ドアの立てつけが悪く、思いっきりバタン、と開けてしまった。
入口で食券購入、謎麺、大盛券、味玉券で合計900円。
真っ黒のカーテンの先は、キャンドルだけの明かりで真っ暗。
BGMは、なぜかベートーベン(笑)。

ヘビメタ好きなら誰でも知ってるオジー・オズボーン
昔は、よく邦題が付けられていた。
「Bark at moon」は「月に吠える」(馬鹿だもん、という空耳だったなあ)
これはまあ、ふつうだが、
「Shot in the dark」が「暗闇にドッキリ」というタイトルには、
高校生だった友達同士、凍りついた思い出があった。
やや脱線したが、どんなドッキリが出るのか、少しワクワクする。
店の棚に飾ってあるモンチッチが意味不明。

スープは日替わりらしい。(いつに何、というのは分からない)
基本的に何が出るのかもきっと日替わりなのだろう。
暗闇で確認できる範囲では、キャベツ、三つ葉、角煮のような三枚肉、
からしと思った味噌がどんぶりについている。
スープは、あっさりめな感じだったが、
食べていくうちにニンニクが結構効き始めた。
スライスしたものの食感が、ニンニクのスライスなのか、
生姜なのか、う~ん、分からない。
また、底の方には、モツが隠れていた。

麺は、太く平たい麺。
食感は刀削麺に近いような、中華系?
暗くて、食べることに神経がいったせいか、
妙な満腹感があった。

味は結構良かったと思う。
まあ、いろんなコンセプトもあろうかと思うが、
キワモノ路線なのか変なこだわりなのか、
「謎」というより、むしろ「不可解」といった印象が残った。