花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想 番外編 安土の温辛蕎麦@高田馬場

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またもや15時過ぎのランチに彷徨う。
麺類をスパゲッティ・うどんと続けて、
ラーメンを避けるとなると、蕎麦しかない。
久々に安土へ行く。

前々から立て看板の「温辛蕎麦」なるものに興味津々だったが、
入ろうと思ったタイミングが悪く、混んでそうだったので、
客がいない時間帯で今回は入れた。

テーブルにどっかと座って(今まで入った人なら分かるこの感覚)、
ふと入口を見ると、何か足りない…。
ああ、暖簾が短くなっている。
記憶というか、過去に撮った写真を見ると、えらいこと短くなった。
麺処くるりでもそうだったが、
この通りは、風が強いので、長い暖簾が舞いすぎる。
確かに、毎回、暖簾をドアが噛んでいたし…。
しかし、こうして短い暖簾を見ると、
豊ノ海あたりのお相撲さんのパンツを干しているような…(笑)。

そういえば、壁に張っていたお品書きも剥がされた跡が残っていた。
何かが変わったのだろうか…。

温辛蕎麦は量の変更はないらしい。
折角なので、鶏の香味揚げのミニ丼も注文。千円超える。

出てきたのは、結構ボリュームのある蕎麦。
最初、ちゃんと絡むのか不安だったが、
まろやかなラー油の辛みが、歯ごたえのある蕎麦に絶妙に絡みつく。
変に醤油っぽくなく、しかし確かに蕎麦としてのアイデンティティ
失っていなかった。これは美味い。
味付け玉子も美味い。ラーメン屋でもなかなかこういったものはない。
感動を覚えつつ、食べ終わりの頃には、結構な発汗を伴った。
やはり安土、外さないなあ…。