花鳥風月記

流れる水に文字を書く

ナナオサカキの、そして小林克也の唄が聞こえる…

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

近所のスーパーへ行く。
案の定、トイレットペーパーとミネラルウォーターが売り切れ。
ことごとく空になった棚をみると、記憶にある風景がよみがえる。

オイルショックの時。
といっても、当時よりも、その後の映像で知ることが多かったが、
あの時も、トイレットペーパーがなくなっている。

人間、貧すればトイレットペーパーなのか?

ふと、以前読んだナナオサカキの『犬も歩けば』を思い出す。
ま、コンミューン思想の変わったオッサンかもしれないが、
人間の根源を問い詰める姿勢は一考に値する。
その本の中に、トイレットペーパーに対するこだわりが散見された。
ある種、現代文明を表するモノなのかもしれない。

もう一つ、新調した端末プレーヤーでランダム演奏を聴いていたところ、
小林克也のナンバーワン・バンドの「大ギゼン」が流れてきた。
シュールというか、くだらない曲かもしれないが、
今聴いてみると、これも現代文明の行き過ぎにたいするプロテストなのかなあ、
と思ったが、きっと考えすぎだろう…(笑)