花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想 番外編 珈琲処ボナール@日本橋

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日本橋で飲むコーヒーはやや空振りが多かったので、
注意して街中を散策。
作りが立派そうな店があったので、入ってみる。

折からの電力事情で、1階のみで営業。
豆や挽き方、水に至るまで、いろいろとこだわりがあるようだ。
ブレンドを注文。やはりこだわりの800円。

恐らく挽いて、丁寧に抽出しているのか、
来るまで時間がかかる。

ミルクは、注いだ後、こぼれないように、と涙型の皿に乗っている。

こだわりの一杯は、何がしかの「解脱(げだつ)」の境地にあるせいか、
クセがない。コクや苦みも、あるがしつこくない。
関東風?なのか、結構ガツンとくる苦みやコクで飲みなれている
自分にしては、今までにない味わい。

値段と敷居がやや高めなので、紫煙がさほどない嬉しい環境で
しばし読書。