花鳥風月記

流れる水に文字を書く

3年B組金八先生ファイナル

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録画しておいて、休みの日に特番の2時間ものも含め、
6時間、一気に観た。

第3シリーズや特番で出演した俳優(浅野忠信など)、
そして鶴本直(上戸彩)がやはりと思ったが、出ていなかった。
ジャニーズ勢の影響で、袂を分かった田原俊彦野村義男も出ていない。

その代わり、加藤優(直江喜一)が結構出ていた。
「腐ったミカン」は今や「饐えた鏡餅」のようになっていた。(笑)
しかし、存在感があった。ブランクがあるようには思えなかった。

ストーリーは、定年間近で、心身共に綻(ほころ)びを感じていた
坂本金八が、“最後の力を振り絞って”問題児と向き合い、
卒業生として送り出す、という設定。
在校生の出演者は、「男闘呼組」の岡本健一の息子や、
水谷豊の娘が出ていた。

ある意味、金八先生は、芸能人の登竜門的なところもあり、
その辺の「オトナの事情」を推察するのも、“通”な見方なのかもしれない。

そして、過去の卒業生たちが順繰りに出てきて、金八を支える。
その時々に過去の映像が流れて、ファンにはたまらない、といった感じ。
最後の「金八の卒業式」は出席を取りながら、映像を流すという
シンプルな設定。

最後の言葉では、
「桜中学に赴任したての頃は、この街にはまだ戦後が残っているようでした」
といったようなことを言っていた。
確かに昭和54年の足立区は、そんな感じだったかもしれない。
金八シリーズが終わって、ほんとうに「戦後」と「昭和」が終わった気がした。
全話コンプリートDVDも出るらしい…。うっ22万円って…。

そして「ファイナル」といいながら、特番はやるのだろうなあ、と…。
きっとDVDがでる11月あたりだろう…。