花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想 番外編 忘れじのヘルメット@御徒町パンチョ

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「野茂!」「野茂!」「野茂!」…。
ドラフト会議がテレビで中継されたとき、
あの独特の鼻にかかる声が、いまだに耳に残る。
大リーグの解説者であり、その独特の風体(頭髪)に
強い記憶をお持ちの御仁も多いだろう。

この店がそのパンチョさんとの関係はわからないが、
レンブラント展を見て、上野から御徒町駅にいったときに、
ナポリタン」という大きな看板が目に入った。
ナポラーならば、この挑戦状に受けて立たねばならないと思い、
階段をゆっくり降りる。

小盛りから大盛り(600グラム)まで650円。
まずは様子見で、ナポリタン・中盛り(400グラム)にする。

店内は、昔の邦画のポスターが貼られている。
1970年代から80年代くらいまでの若者のストライクゾーンか。

出てきたナポリタンは、まさに懐かし系。
太い麺にケチャップと油が良い具合に絡まっている。
やや小ぶりのソーセージと、結構少なめな玉ねぎ、
結構多めなピーマンが彩りを添える。
タバスコは大瓶で、一回かけたら、大量に出る。
粉チーズは、パルメザン、というより、
本当に固形チーズを粉状に砕いているのでは?
と思うくらい風味が良い。

意外にも、満腹中枢が満たされる。
確かに大盛りは、そして900グラムのデカ盛りは注意が必要だろう。
そして、やや油が多いかな、という印象。胃が凭(もた)れやすい。
しかし、大食系には、良い主戦場になるだろう。