花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想 番外編 あぶって・にぎって 立葵@高田馬場

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休日の仕事の休憩時間、
日中営業になっている立葵へ行く。
前回は、優しい胡麻坦々つけ麺を食べたので、
今回は、よくあるだろう魚介とんこつつけ麺を食べる。
今回は中盛り300グラムにした。800円。
ついでにメニューで気になった炙り焼豚寿司を注文。
2カンで150円。

今日は一人で切り盛りしていたようだ。
タイマーは、時間になっても止める気配なし。
客が「止めないのだろうか」と思ったまま、自然に止まる。
タイマーの電子音に揺るがない根性が必要かもしれない。

前回、隣の客のトッピングの皿の充実さが気になったが、
確かに、メンマ・ネギ・煮玉子。焼き豚の照りが
キラキラして、黒い皿に盛られた宝石のようだった。

つけ汁は、出てくる前にふんだんに魚粉をかけられていた。
スープの印象は、意外にあっさりめ。
若干、柑橘系にも近い酸っぱさが残る。
魚粉にブレンドしているのかもしれない。
平打ち麺は、歯ごたえがあり、中盛りでも結構な満足感。

炙り焼豚寿司は、薄目に切った焼豚を炙って白飯に載せたもの。
そのままでは、素朴な味で、付け合せの焦がしネギと食べると、香ばしさが漂う。
大食系の店なら、マヨネーズがついてくるだろう…。

最後に割りスープを頼む。
コッテリめの白いスープは、あっさりめのスープと混ぜ合わさると、
これまた意外にも、コクが出てくる。
なんとも不思議な玉手箱(笑)だった。