花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想(232) ィ横浜 たそがれ

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6月19日は、前日の母親の誕生日と父の日も兼ねて、
ィ横浜のディナークルーズに行く。
久々の家族でのお出かけとなった。

市営地下鉄で降り、神奈川県庁の重厚な建物
(都庁よりもずっと良い)をわきに見つつ、大さんばしへ。
鉄筋の躯体に木材を張り巡らし、屋上は緑化しているという
少し変わった建物だった。

夕方5時出帆のクルーズは、満員だった。
バイキングの会場はいくつかフロアが分かれているらしく、
3階の場所に通された。
中華バイキングとあって、かた焼きそば、炒飯、餃子・焼売・小龍包など
決して種類は多くはないが、中華街近くもあり、結構美味かった。
逆に鶏のから揚げなどの定番ものの油がやや重かった。

デザートは、ケーキはないが、クッキーは良い。
フルーツは、キウイ・オレンジ・ピンクグレープフルーツの他、
ライチがあって、これが美味かった。
母親も気に入ったらしく、何度もライチの名前を覚えようとしたが、
きっと明日にはきれいさっぱり忘れているだろう…(笑)。

子ども連れに、バルーンアートや写真サービスなど、
心づくしも好印象だった。

しかし、バイオリンとピアノの生演奏の際、最初に引いた曲が
「私のお墓の前で、泣かないでください…(千の風になって)」って…。
父の日になんてシュールなものを弾くんかなあ、と。

ひとしきり食べた後、デッキに出る。
日ごろの行いが良く、雨が降らなかった。
但し、梅雨とあって、曇り空だった。
それでも、陽が長くなったこともあり、
ベイブリッジをくぐって、大さんばしに戻るとき、
ィ横浜の全景が見えた。
節電で、きらびやかな照明はないが、
それはそれで良かったと思った。