花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想 番外編 いなり寿司 味吟@押上

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所用で再び押上へ。
折角なので、押上で有名らしい老舗のいなり寿司を食べることにした。
日中32度を超えた、梅雨の合間の真夏日
場所探しで、2回ほど反対方向を歩いてしまった。

汗が噴き出る中、ほんとに簡単な場所にあった。
午後2時ということもあり、来客はなかったようで、
大将と店員さんがテーブルで新聞を読んで寛いでいた。

いなりとかんぴょう巻きのあわせ寿司を注文。
お吸い物付きで630円は良心的。
いなり寿司は、惣菜で売られているものとは違い、
シャリがふっくらとしていた。
あげとシャリが双方、そこそこの甘みがあったので、
合わせ技で、けっこうな甘みが感じられた。
かかっていた白ごまで、すこし甘すぎるのを抑えているような感じがした。
かんぴょう巻きも、惣菜系の不自然な甘みではなかった。

梅巻きも追加注文した。130円だったか…。
こちらは、ほんとに酸っぱい。
それこそ昔からある梅干しそのもの。
ちょうど汗をかいていた自分には、うれしいクエン酸補給となった。
店先から地下鉄の入口は道路挟んですぐ前にあった。
「おしなり君」ってなんだろうと思ったが、
おそらく押上と業平橋の合わせことばなのだろう。