花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想 番外編 蘇る千年・万年 つるかめ食堂@新宿思い出横丁

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6月だったかの日曜日に
フジテレビのドキュメンタリー番組をチラ見したら、
なんと先日なくなっていた新宿思い出横丁のつるかめ食堂が出ていた。

どうやら、「改築」をするつもりが、柱もすべて取り払い、
行政の規制の都合で、「新築」できないことがわかり、
再び開店するまでの紆余曲折を取り扱っていた。

結果、「仮設店舗」というところで落ち着いたらしく、
建設中に東日本大震災もあり、開店が延びに延びた、とのこと。

外観は、たしかに仮設のそれを思わせるようなシンプルな作り
ま、見ようによっては、立派なベニヤ板で作ったログハウスと思えなくはない。
防水加工をした黄土色の壁に、黒く大き目な鋲が沢山打たれていた。

天井は、雨水をしのぐシンプルなつくりだが、太陽光も入りそうな感じ。
以前はカウンターのみだったが、今回はテーブル席もある。
席数は以前よりも減ったかもしれない。
昔の、食べてさっと出る客だけではなく、
腰を落ち着けて飲む人を呼び込もうという考えなのかもしれない。

カウンターの席を詰めてもらった。
何はともあれ、ソイ丼。500円。不朽のメニュー。
カレー風味の豆と、やや小ぶりになったハム。
懐かしさを感じる以上に美味かった。

つまみも結構安い金額なので、
今度は、ちょい飲みをしてみたい。