花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想 番外編 岐阜屋@思い出横丁

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仕事終わりでベルクに行った後、
シメをつるかめ食堂のソイ丼で、とおもったら、休みだった。
そんなにウロウロする気もなかったので、久々に岐阜屋に行った。

大学生の頃、京王線の奥地から、新宿は中継点だった。
そばを通る人に、いつも声掛けをしている。
巻き取られたビニールのシートには、積年の脂がビッチリとついていた。
当時は、ゲンさんという気さくで小柄なおじいさんもいた。
大抵は、コップ酒、ピータンと、焼き肉めんか天津めんのどちらかを食べていた。

今回は、ピータンと天津めんを食べる。
驚いたのは、20年前となった当時の味覚が蘇ったことだった。
そう、確か、こんな味だった…。
ま、この味は、決して高尚なものではなく、
安くて美味い、といった類のものだが…。

3人で行ったが、「懐かしいなあ」と独り言を連発しながら、
平らでやや太めな麺をがっついた。