花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想 番外編 洋庖丁@高田馬場

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高田馬場で長らく仕事をしていたが、
この店を初めて知った。
恐らくない、と思っていた洋食屋。
池袋や江古田にもあるらしい。

どことなくレトロな雰囲気。
1976年開店らしい。
入り口前の券売機で食券を買い、
カウンターのみの店に入る。
そして、入口からアフォーダンスの失敗。
ドアを押すものと思ったら、引き戸だった(笑)

シンプルに絞り込まれたメニューの中で、
ジャンボ焼き定食を注文。
ダイナミックな調理と盛り付け。
デミグラスソースたっぷりの中、
麻婆豆腐のように、絹ごしの豆腐が沢山入る。
乱雑にそして香ばしく焼きあがった豚肉の上に、
千切りのきゅうりが乗る。
ライスは、やや冷えて、固め。
迷うことなく料理に突っ込む。気持ち良く、美味い。

スパイスも、甘さもほどほどな味付け。
付け合せの味噌汁も塩分はわりと控えめだった。
中華風の大皿に、アルミスプーンというのも郷愁を感じた。
そういえば、昔、職場の近くの中華屋で、
「イタリア飯」なるものがあったなあ、と。
その時も、このアンバランスさが印象的だった。

ともあれ、固定客が根強そうだ。
なにしろ、同じビルの地下にあった大戸屋が閉店になるのだから…。