花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想(250) ミクシィ盛衰

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インターネットをめぐる環境は刻一刻と変遷する。
最近感じるのだが、こういったブログもだんだんと下火になっている。
ここ最近のアクセスも少なくなり、
それは、おそらく食い物ネタが多くなったから?
という自分のブログの拙さがあったりするが、
恐らくブログを閲覧する、という行為自体が減っているから、と思われる。

むしろ、関心は、ツイッターフェイスブックといった
簡易型や、より実名性の高いSNSへ移っているのだろう。

先日、大学生と話をしたとき、やはりその2つの利用者は多いのだが、
ミクシィの利用者は殆どいない、とのことだった。
数年前は隆盛を極めた印象があったが、いまでは下火らしい。
ここ最近、利用者の流失や減少が話題になり、
その都度、会社が否定をする、ということがあったが、
ネットを使う人間が何となく、もう分かっているということではなかろうか。

技術が高度化されても、コンセプト自体が古くなると
見向きもされなくなる。
SNS時代を象徴する好例とされそうな予感がする。

勿論、利用者の価値や規範がまた変われば、
息を吹き返すかもしれないが、
恐らく、根源的なパラダイム・シフトが求められるのかもしれない。

個人的には、細々とミクシィを更新しているが、
利用価値というのは、食べ物ブログだけをまとめていて、
なにかしかの備忘録としているにすぎない。

時代を象徴した「記録」になるのか
これからの時代も彩れるのか、
その盛衰・衰盛を見て行きたい。