花鳥風月記

流れる水に文字を書く

ロボジー

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舞浜のイクスピアリにて。

ある家電メーカーのさえない3人組が
社長から二足歩行ロボットを博覧会までに作るよう厳命され、
その試作品が破壊したことがきっかけに、
ロボットの中身を五十嵐信次郎扮する鈴木重光というジイサンに
入ってもらうことから物語が転がるコメディタッチの映画。

五十嵐信次郎ことミッキー・カーチス
濱田岳吉高由里子チャンカワイなど、個性派が揃う。
キャラの作り込みが大きかったせいか、
ストーリー自体はひねりがない。
抱腹までの笑いがなく、クスッとなる程度。
それが悪い、というわけではない。

矢口史靖作品は、
ウォーターボーイズ
スウィングガールズ
ハッピーフライト」と観てきた。
ボーイズ、ガールズときて、ジー(爺ぃ)というのも
何かのこだわりなのだろうか。

どの作品も、毒のある笑いというより、
どことなく爽やかさや清涼感のある笑いだと思う。

今回は、キャラが立った分、
もうちょっと毒を含んでも良かったのではないかなあ、と思った。
繰り返すが、悪いわけではない。
ただ、1,800円で観るにはキツイなあ、と。

そうそう、ミッキーの国でミッキーの映画を観た、というシャレでいこうと思ったが、
音楽担当がミッキー吉野という、「ミッキー三段オチ」に
個人的にほくそえんでる…。