花鳥風月記

流れる水に文字を書く

KAB. 「本当は泣きたいクセに」


KAB. 本当は泣きたいクセに PV 高音質版
2000年の9月発売、ということは、
実に12年も経っていた…。
 
自分の机の上のCD無造作に積み重ねの
丁度左斜め45度に、KABのファーストアルバム「日吉」がある。
てことは、10年くらい、そのまんまだったりして…。
 
テレビ東京の素人(ホントはセミプロ)の
ミュージシャン・オーディション番組
「ソングラSHOW」の出演がきっかけでメジャーデビューとなった。
 
この手の番組は、TBSの「イカ天」がきっかけとなったが、
その良いところ・悪いところをえり分けたのが、
後の「えびす温泉」(だったか…)と「ソングラSHOW」だった。
 
大体3組くらいのバンドを密着ドキュメント仕立てで曲作りを追い、
ラストに完成曲を流す、という趣向を凝らしたもの。
 
その中で、群を抜いて秀逸だったのが、KABだった。
中性的な歌声と、とがった心を包み込むような曲が、
自然と心を揺さぶる。
 
一刹那のブームは過ぎたものの、今でもマイペースでやっている様子。
機会を見つけて、聴きに行こう。