花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想 番外編 三ツ峰@西新井

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仕事が半ドンで終わったこともあり、
上野で美術展でも、と思ったが、
日暮里を過ぎる時に「日暮里舎人ライナー」という存在が気になり、乗ってみた。

モノレールでもない、タイヤのレール。
無人運転だから、先頭の車両で見てると面白い!
流れる車窓を見つつ、随分とショッピングセンターが多いなあ、と気づく。

久々に西新井へ行く。
ふと、幼い頃に焼き鳥を買っていた三ツ峰に行こうと思い立った。
小学生のころから店先の「ホッピー」という言葉が気になった。
大きくなったら、入ることもあるのだろうか、と思い、
それが今だ、と思った。実に30年以上は経っている。

この店のホッピーは生。
サーバーで冷たいのが出される。
付け合せはピーナッツ。良いなあ…。

焼鳥は、レバ・ハツ・タンは塩、
シロとつくねはタレで食べる。
シロを食べた瞬間、幼い頃の味覚が蘇った。
決して誇張ではなく、ああ、この味だなあ、と…。

しみじみと食べ・飲みつつ、会計。
900円。素晴らしすぎる。

冷蔵庫には、結婚式の写真がいくつか貼られている。
常連さんか、ご近所さんか。
もしかしたら、昔、近所で遊んでいたかもしれないなあ、
と思う子の写真もあったが、細かくは聞かずに店を出た。