花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想 番外編 宮島へ

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前日に、日本酒を飲みすぎて、宿に戻ってすぐ寝て、
午前2時頃に目が覚める。
いくら寝ようにも寝られないので、
諦めて朝まで起きていることにした。

せっかくだから、宮島の大鳥居の満潮時と干潮時を見ようと、
朝の始発に乗ることにした。
台風の影響もあり、駅までの道で、物が散乱していた。
工事用のフェンスはなぎ倒されていた。

山陽本線のホームでは、何やら旨そうな立ち食いそばがあったが、
開店が6時とのことで、断念して電車に乗り込む。
やはり台風の影響もあり、度々電車が駅で止まったままになる。
予定は10分以上遅れたこともあって、フェリーの始発は乗れなかったが
7時5分のものに乗った。

フェリーは、JRと松大フェリーの2社がある。
どちらも同じ金額だが、JRの方は、大鳥居に最接近するらしい。
もっともそれも時間によるので、今回は近寄らない。
人気の少ない船着き場を出て、10分くらいで宮島に着く。

曇り、そして強い風も吹いて、髪はブラマヨの小杉のようになる。
鏡を見て、天気よりも不安になる(笑)。
そのまま海岸べりを歩いて、厳島神社まで歩を進める。
水に浮かんだような、大鳥居を近くに観る。

放し飼いの鹿が、うろうろしている。
こちらもまだ営業開始、という感じでもない。
界隈の旅館の窓から、泊りの観光客が外を眺めていた。
一日の始まり。ちょっと早すぎた観光が始まった。