花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想 番外編 至福への待ち時間@高田馬場 こばやし

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大雪の過ぎた正午は、気温は低いながらも、
暖かな日差しがあり、高田馬場から目白まで歩いてみた。

そのコースならば、ということで、前回ポイントが高かった
生蕎麦処のこばやしへ行く。
既に席はかなり埋まる。
運送会社のドライバーが複数人いたので、
やはり間違いはないな、と思った。

ちくわ天そばの大盛り。
席に座っている人の何人かは、待っている。
そう、ここも茹でたて・揚げたてを基本とするようだ。
だから客の回転はさほど良くなさそうなため、
この界隈にいる人はスルーすることもあるだろう。

しかし、待つ余裕があれば、それぞれがベストの状態で
口にすることができる。

実際、ちくわは決して高そうなものではなく、
スーパーに普通に売ってそうな感じだったが、
揚げたてはやはり美味い。
そばは、生蕎麦ならではのもっちり感がある。

値段は570円。
おカネをかけて、高いモノを食べるよりも、
一つ一つの工夫で、美味しいモノを食べられる幸せが嬉しい。