花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想 番外編 遣らずの雨@門前仲町 魚三酒場

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早番上がりの寄り道で魚三酒場へ。

この日は雨が降っていた。
渋谷あたりでは、突然の大雨でマンホールから雨水が噴き出したらしい。
東京もどんどん熱帯雨林のようになっているのか。
門前仲町はそれほど強くはなかった。

テナント部分で雨宿り、と思ったら、
このテナントが、なんと穴だらけで、
所々、雨水が落ちてくる。
おお、これも試練か…と思い、しばし待つ。

まだそんなに気温が下がらなかったので、冷や酒。
いつものように、まぐろ刺し、えんがわ、
それから帆立刺しとます寿司。2千円でお釣りアリ。

常連さんたちの会話のなかで、
あの常連さんは、という消息が話題となった。
いつも同じスタイルで通していた、あの人…。
話を聞いて、意外な事実にびっくり。

「遣らずの雨」とは帰ろうという人を引き留めるような雨のことをいうが、
去る人はきっと、音もなし、ということだろうか…。