花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想 (317) 皆既月食

今日は皆既月食があった。
雲は多かったが、夕方7時過ぎということで、
仕事中に少し外に出て、空を見る。
上弦のような赤くなった月が、今にも消えそうな感じ。

その20分後にまた外に出たら、完全に消えていた。
勿論、外灯があるので、暗くはない。
また、月の輪郭はなんとなくぼんやりと見える。
ただ、初めに月の位置を見ておかないと、分からなかっただろう。

仕事が終わって、少し寄り道した帰り。
満月で、青白く光っていた。
確かに月夜にしては明るい。
雲がかかっても、その光はいつもより強い感じがした。

天の高さを、思い知る。