花鳥風月記

流れる水に文字を書く

大河原邦男展

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上野の森美術館にて。
この美術館はもしかしたら、初めて入ったかもしれない。
上野の他の美術館に比べ、小ぢんまりとした感じ。
そのせいか、ツタンカーメンからアニメまで、
わりと守備範囲が広い印象がある。

機動戦士ガンダム」のメカニカルデザインで有名になった
その仕事を一気に振り返るような企画。
2年前に兵庫県で行われたものとは、志向が違うようだった。
(カタログだけ通信販売で購入した)

六本木でガンダム展をやっていたので、
ガンダム以外のアニメについても幅広く紹介されていた。

見に来た人は圧倒的に男子、それも秋葉原が近いこともあって、
それ系の人が多かった。
恐らく、放映当時は生まれてないはずだが、中高生と思しき子が
延々と懐かしアニメを語っていた…。うるさいくらいに…(笑)。

年齢層も多岐にわたり、特に上と思しき40代、50代は、
リアルタイム(あるいは再放送)で「見た」「忘れた」を
繰り返していた。自分もその一人だろう。

基本イラスト画(決定稿やデザイン案)がメインで、
完成した形を部分的にモニター放映する、というもの。

実感として、コアなファンを意識しているのかな、と…。
物販コーナーは、カレー・コーヒー・まんじゅう・酒、
そして「大河原」にちなんだ瓦せんべいもあった。
そういった方々の内輪ウケのような商品なのだな、と…。

図録だけ購入。