花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想 番外編 種よし@天王寺

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大阪ミナミの玄関口は
通天閣がそびえたつ天王寺

と、木村充揮の唄声も頭にリフレインしながら、天王寺へ。
いまや「あべのハルカス」という、超近代的でカッコ悪いビルが駅前に立つ。

しかし、駅を少し出ただけで、狭い飲み屋街が軒を連ねる。
なんか「昭和遺産」ともいえる感じだ…。

その中でも由緒正しき?立ち飲み屋へ行く。
店に入る前に早速酔いつぶれた女子がいた。いやはや…。

店に入るなり、テープのようなものに印刷されたメニューに圧倒される。
天井には昭和の映画のポスターが貼られている。

まずは生ビールとマグロ頬肉の刺身。450円。
値段の割にクオリティの高い刺身だった。

続いて、チーズわさびあえ、海鮮イタリアン、なまずハムを注文。
どれもお酒に合うアテだった。
なまずハムは初めて食べたが、白身のせいか、あっさりとした印象。

ついでに飲み屋の力量が分かるアジフライを注文。180円と安い。
使っている味はやや身がもろいが、お値段以上の旨さ。いやはや素晴らしい。

結局、お代も2,000円するかしないかだった。
何よりも、年の初めということもあってか、
女将さんが、帰り際に火打石をすってくれた。ありがたい。

早くも今年一番の飲み屋になりそうな感じだった…。