花鳥風月記

流れる水に文字を書く

cinnamon toast crunch インディーズ昔日

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前世紀では(と書くとかなり昔になったような感じだが…)通勤でも日常でもよく音楽を聴いていた。
あまり流行りのものを聞かなかったかわりに、外資系CDショップなどにあるインディーズ系のものは
よく探していた。そのなかでも特に際立って良かったのがcinnamon toast crunchだった。
見た目は外国人離れした印象だが、曲は日本人離れした作りだった、ニューカントリー調?
とでもいうのか、そのあたりの分類に困るが、とにかく心地よいサウンドで、結構ファンも
多かったと思う。一時期、フジテレビの朝の料理番組でもかかっていたそうだ。
英語の歌詞が中心だったが、ボーカルのsaiの発音が素晴らしく良い。
(当時のインタビュー記事を見ると、ギターのイマダケンジも相当こだわりがあった様子)
インディーズでありながら、完成度を高く求めていたので、寡作で、
活動期間も1997年~98年と短く、結局4枚のアルバムやシングルを出すだけとなった。
うち3枚は廃盤、と前世紀でまだ残っているHPでは書かれている。
粗製濫造が蔓延る(はびこる)世の中で、気に入った音楽を作り続ける、
というのは普通では大変なんだなあ、と感じた。