花鳥風月記

流れる水に文字を書く

ジャニス リトルガールブルー

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渋谷のシアターイメージフォーラムにて。

27歳で夭逝した、ジャニス・ジョプリンを追ったドキュメンタリー。
「リトルガールブルー」とあるのは、
少女時代、モデルのようになりたいと思いつつも、
成長期にその容姿にコンプレックスを感じ、
そして、その感傷の経験が、後の自由奔放さになっていく。

しかし、その自由奔放さは、舞台の上では快感となりつつも、
それが終わると、孤独感に苛まれる。
リトルガールとしての恋愛も思うままにならず、
時代の風潮として、酒とクスリに溺れる日が待っていた。

何度も立ち直ろうとしていたが、
最後には薬物とアルコールの過剰摂取でこの世を去った。

今でも、真似ができる人は決していないだろうと思う
歌声は、46年(!)経った今も巷間に流れている。
彼女の生き方は刹那的であったが、歌声は永遠となった。