花鳥風月記

流れる水に文字を書く

翔んで埼玉

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舞浜のイクスピアリにて。
前々から見たかったが、時間がなかった。

「翔んで埼玉」を東京以外の人はどう見るのだろうか…。
そんな思いも抱きつつ、きっと田舎の方が、
東京と周辺の格差に敏感なのだろうな、と思った。

一番最初の画面で萎えた…。
あ、フジテレビか…。

キャラクターの設定や使いどころは
一生懸命なところもあって面白いが、
ストーリー設定となるとその陳腐さに
辟易してきた…。

とりわけ原作が未完だったので、
やりたい放題なわけだが、
フジテレビのあの「内輪感」が画面に蔓延して
なんともしんどかった。
音楽もなんら進展のないワンパターンな
展開だった…。

ま、ストーリーを楽しむよりも
キャラクターの設定・再現や
意外なキャラ展開を喜ぶ人には
良いのかもしれない。

なんとも味わいのマズイ映画だった…。