花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想 番外編 蟄居の苦い味わい@高田馬場 カンタベリカフェ

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出勤前にF1ビル地下のカンタベリカフェで新聞を読む。
将軍珈琲とチョコレートケーキを注文。1,050円。

将軍珈琲は第15代将軍徳川慶喜公が愛飲した、という触れ込みだが、
久々に注文したら「将軍珈琲」というプレートが
プラスチック製から紙(コーティング)に「格下げ」されていた。
幕末、官軍に恭順を示し、蟄居の身となった苦い味わいを感じた…。

チョコレートケーキはコーヒーの苦みの対極以上に甘い。
スポンジ生地に練りこまれているチョコレートの甘さで充分だが、
それをコーティングするチョコレートがトドメを刺すくらい、甘い。
明治維新の味、ということだろうか…。