ルノワール+ルノワール展
渋谷のBunkamuraミュージアムにて。
ここを利用するのは、随分久しぶり。
今回は画家のルノワールと映画監督の次男ルノワールの
コラボレート展示。
画家として家族の肖像画を数多く遺した父と、
父の画風をモチーフとした映画シーンを作り上げた
その相関性を追う。
なかなか興味深くはあったが、絵画と映画のコラボレートで
展示を中心にしてしまうと、どうしても映画の要素が薄れてしまう。
なので、バランスを持って表現することの難しさを感じた。
今回は、むしろ父親のピエール=オーギュスト=ルノワールに
重点を置いて観たほうが良いかもしれない。
晩年は、中風や関節炎などで、満足に絵筆が持てず、
手に筆を縛って描き続ける姿の映像もあった。
肖像画の自分の晩年を描いた自画像は、
絵としての深みと、迫る「死」を見つめるような
深遠な面持ちを描いている。
絵画の方は、世界各地から集まっているので、貴重な機会だと思う。
映像とのコラボレートの今後は、インスタレーションへの試みと
受け取れなくはないが、もう少し工夫が必要に思えた。
ここを利用するのは、随分久しぶり。
今回は画家のルノワールと映画監督の次男ルノワールの
コラボレート展示。
画家として家族の肖像画を数多く遺した父と、
父の画風をモチーフとした映画シーンを作り上げた
その相関性を追う。
なかなか興味深くはあったが、絵画と映画のコラボレートで
展示を中心にしてしまうと、どうしても映画の要素が薄れてしまう。
なので、バランスを持って表現することの難しさを感じた。
今回は、むしろ父親のピエール=オーギュスト=ルノワールに
重点を置いて観たほうが良いかもしれない。
晩年は、中風や関節炎などで、満足に絵筆が持てず、
手に筆を縛って描き続ける姿の映像もあった。
肖像画の自分の晩年を描いた自画像は、
絵としての深みと、迫る「死」を見つめるような
深遠な面持ちを描いている。
絵画の方は、世界各地から集まっているので、貴重な機会だと思う。
映像とのコラボレートの今後は、インスタレーションへの試みと
受け取れなくはないが、もう少し工夫が必要に思えた。