花鳥風月記

流れる水に文字を書く

バウハウス・デッサウ展

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上野の東京藝術大学美術館にて。
日曜日ということもあり、来館者が多かった。
大学美術館は初めてだった。入館料1,400円は高い。

入口で、ふと目に付いたのが、音声ガイドが谷原章介だった。
何か縁があるのか分からなかった。井筒和幸じゃダメなのか。
500円。音声ガイドはそのままスルーして館内へ。

建築やデザインで時に耳にするバウハウスだが、
いわゆる大学などの公的機関とは少し違うようで、
ヴァイマールからデッサウに移転し、拡充を期に
様々な教育プログラムを構築したようだ。

今回の展示は、その生成過程と、その作品群を
実際に目で見ることができた。
大学美術館の特徴なのか、資料的な展示もあり、
点数の多さには、少し疲労を感じた。
図録は3,000円と高かったが、その中には、
在校生の好奇心溢れる写真が沢山載っていて、
むしろそちらのほうに関心が高かった。

バウハウスの名を冠した舞台映像もあったが、
これについては、今となっては…みたいな所もあった。

やはり、建築や商品デザインの部分に見どころがあり、
その「本質」を抽出しデザインする、というエネルギーが
感じられた展示だった。