花鳥風月記

流れる水に文字を書く

日本国憲法百景 (61)

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日傘を差す男

梅雨の晴れ間は、じりじりとくるものがある。
雨の予報もあったので、傘も持っていった。
あまりに陽射しが強いので、「日傘」にしてみた。

今までなじみがなかったが、差してみると結構和(やわ)らぐ。
半径75センチある大きな黒い傘は、くっきりと陰を作る。
勿論、熱は吸収しやすいので、だんだんと蒸してはくる。

それでも、公園の木陰にはいると、少しひんやりする。
葉の一枚一枚は小さいが、重なりあうようにして大きな陰を作る。
そして、木は呼吸している。常に水蒸気を発しながら
人々の「憩い」を提供してくれている。

ひとつではできないこと。
ひとりではできないこと。
心の安らぎとは、さまざまな「支え」によってできているのだと思った。

そんなことを思いながら歩を進めると、ブラスバンドと声援が流れてきた。
高校野球の開幕。夏はもう近い。


第五十八条 両議院は、各〃その議長その他の役員を選任する。
    2 両議院は、各〃その会議その他の手続及び内部の規律に関する規則を定め、
      又、院内の秩序をみだした議員を懲罰することができる。但し、議員を除名
      するには、出席議員の三分の二以上の多数による議決を必要とする。