花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想 番外編 べんてん@高田馬場

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パソコン直りません。
携帯の更新は苦痛です。
べんてん、うまし!

以下、本稿

強烈な量のラーメンといえば、ここ。
10年近く前に同僚と行ったことがある。
「是非、2人前を食べて欲しい」とおごってもらったが、
注文した後、見ず知らずの隣のひとから「2人前、行くんっすか?」と言われた。
その量たるや、たらいにラーメンが入っていたような感じだった。

でも、麺や具は完食。スープはさすがに残して詫びたが、当時の店主は、
「いいよ、いいよ、麺だけでも食べたら凄いよ」と言ってくれた。
それから1年後に行ったときは、1.5人前を頼んだ。
それでも、お腹がはちきれそうになる。高田馬場駅に戻る少し勾配の効いた道を
結構苦しい思いで、歩いた。

それから見るともう、8年以上。久々に行ったら、変わらずやっていた。
メニューを見ると「大盛り」や「中盛り」という表記になっていた。
「つけ麺1.5人前で」と話したら、「中盛り、ちょっと少なめ」にしてくれた。
「大盛り」が昔の2人前ですか、と聞いたら
「うちは昔っからこの表記です」とにべもない。

確かに、以前と比べ、何となく客にマナーを、というかルールを守らせる、
という感じになっていた。
「大盛り」は初めての方はご遠慮下さい、と書いてあり、
その8年間の“ラーメンブーム”らしきもので、何かが変わったのかなあ、と思った。

とはいっても、ホスピタリティ云々を求めている訳でもないので、気にしない。

出てきた麺は太め。中盛り、ちょっと少なめでも、どんぶりいっぱいの麺。
その太麺が、濃厚なつけ汁と良く合う。こってりとして美味い。
どんどんと胃袋が満たされる。完食直後は、結構苦しいくらいになる。

時代が変わっても、味は変わらず良かった。ストイックさが伺えた。

ここのところ、ラーメンを食べる回数が増えたので、今月はこれで打ち止め。