花鳥風月記

流れる水に文字を書く

奈良美智 セラミック・ワークス

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清澄白河小山登美夫ギャラリーにて。
7階と6階の2フロアで実施。

イラストで有名だが、今回は、信楽で作品を作ったとのこと。

7階のメインギャラリーへ。
イラストは何となく知っていたので、どんなものかと観てみたら、
デカイ!デカスギル。

「White Riot」という作品は、280センチくらいあるらしい。
白い釉薬(藁灰?)を使った重厚感溢れる作品。
火と熱が織り成す芸術でもある。
所々のまだら模様やヒビは、「味」なのだろう。
動いたら、恐いなあ、と。

入った先には「おたふく1号」と「森子」が金ぴかで鎮座。
向かい合うように「おたふく2号」がプラチナを塗られて鎮座。
小さい子というイメージが、これだけ大きくなると
カワイイイメージと恐ろしいイメージが重なり合う。
それは、一種の「快楽」でもある、と思った。

6階の会場では、壺のようなものが並ぶ。
どれも可愛らしいが、イラストやメッセージが悪戯心を思わせる。
家に置くには勇気がいるが、
非日常へのトリップには、置いても面白いなあ、と感じた。