花鳥風月記

流れる水に文字を書く

2012東京国際ブックフェア

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有明の東京ビックサイトにて。
今年は仕事の都合もあり、
最終日の朝11時くらいから14時くらいまでの
3時間くらいのつもりで行く。
日曜日の午前ということもあってか、入りが少ない。
そのせいか、とても元気のないような感じに思えた。

それは思い過ごしではなさそうで、
同時期開催の
「国際電子出版EXPO」
「クリエイターEXPO東京」
「ライセンシングジャパン」が金曜日までに終わっていた。

かつては、ブックフェアと同時進行で行われたものが、
分離というか「隔離」されたため、
土日は、元々活気の失いつつある業界の見本市となってしまった。

参加規模は過去最大だったらしいが、ブックフェアだけで見ると
明らかに寂しい…。

各出版社も少し出し惜しみしているような感じだった。
今回は新潮社や光文社などが参加せず。
大人買いを目論んだ様々な予定が狂う。

集英社では、「都知事閣下のために貰っといてやる」といった
芥川作家の本が沢山あったが、「買っといてやる」という気がおきなかった。

反面、「書物復権」を掲げる大学出版社系は元気だった、
というか変わってなかった。
少し高かったかな、と思ったら、2割引きで結構お得だった。
ま、岩波と角川グループは割引なしなので残念。

海外の出版社では、サウジアラビアの出版社がアラビア文字
習字を披露していて、無料で自分の名前を書いてもらえるらしかったが、
時間がないため、断念、残念。

宗教系の出版社もそこそこ元気がいい。
さすが不況でも強い。

楽天のコーナーでは、話題の「kobo」があった。
安っぽいkindleと言えばいいのだろうか。
デモ機では、マンガから、文書に早変わりしたのだが、
液晶?の画面が、前のページの残像が残っていたのが印象的。
安かろう…なのだろうか。

ちょっと拍子抜けしてしまい、
3時間の予定が2時間で見終ってしまった。

りんかい線で大崎へ行き、そこからJRで高田馬場を目指したが、
大崎に着くのが意外と早く、途中湘南新宿ラインに乗ったため、
予想以上に、早く着いた。