花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想(291) 閉店の風景@高田馬場 プランタン

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高田馬場では、今年に入ってから火事が何軒かあった。
不審火もあるようで、やや物騒な感じもする。

先日もさかえ通り一帯にも火事があり、
いくつかの店が閉店に追い込まれていた。
古くからの店舗は、立て直すにもおカネがかかりすぎる。
ぼちぼちやっていた店にとっては、厳しすぎる。
つけめんの立葵なども、評価が良かっただけに惜しまれる。

古くからあったプランタンも、閉店した。
店の貼り紙によると、実に半世紀。
店内は、昭和の面影が残り、
椅子の座り心地は決して良くないものの、
居心地の良かった店だった。
結局、ミルクセーキを1回飲んだだけで終わってしまった。

火事で閉店、というのも、とても切ない。