花鳥風月記

流れる水に文字を書く

ゴッホとゴーギャン展

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上野の東京都美術館にて。
平安の秘仏展が、予想以上に早く見られたので、
閉館一時間前に入って鑑賞した。

ゴッホゴーギャンは2か月程度、
一緒に暮らしたことがある。
互いに刺激を受けつつも、最後は決定的な別れとなり、
ゴッホは、その後、精神を病み、自死に至り、
ゴーギャンはその後タヒチへ渡り、その先の小島で生涯を終えた。

作品は、色の光度が対照的だった。
肖像画で大胆な背景の色使いが目立つゴッホ
すこしくすんで見えるものの、人間的な線を追うゴーギャン
それぞれの特色がよく出ていた。

彼らにまつわる画家の絵も展示されていた。

最後は係員の閉館間近を訴える声に辟易しつつも、
しっかりと見ることができた。