花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想 番外編 復活の信州屋@新宿

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所用で新宿まで足をのばす。
いつものルートと少し変えて、ふと路地を見ると
「信州屋」という見覚えのある名前。

甲州街道沿いの店が復活していた。
しかも1年くらい経っているようだった。

「昭和」の雰囲気を思い出そうと思い、入って見る。
しかしそこはもう、「昭和」ではなかった。

「立ち食いそば」として、椅子のないカウンター、
椅子のあるカウンターと分かれていた。
前の店と違い、細長い形状だったので、
厨房を取り囲む、という作りよりも、
3列くらいのカウンターが並行していた。

券売機は相変わらずなかったが、
前金制で、おばちゃんが会計をして、チケットを発行していた。
なんかのこだわりかもしれない…。

受け取り口で並んで、ということだが、
通路が狭く、動線が確保し辛かった。
恐らく以前も下げ膳は店の人が
カウンターからひょいと持っていくだけで済んだが、
距離がありすぎて、回収が滞てしまっているようだった。

で、カツ丼と温かいそばのセットは、
カツ丼が生煮えだった。
勿論カツはあらかじめ揚げていたので、問題ないが、
カツ丼を作るおばちゃんが、溶き卵と玉ねぎをいれて、
すぐにごはんに盛ってしまっているため、玉ねぎが辛い辛い…。

店はきれいになったけど、なんかもう残念だな、と…。