花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想(20) 酢の効用

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最近、出勤前に、カフェ・ド・クリエで「お酢」を飲んでいる。
昼からの仕事の時に、30分ほど、そこで本を読み、気分転換してから行くのだが、
(かといって、仕事が嫌というわけではなく、どうしても眠気が抜けないときがある)
今年の暑さは、むしろさっぱりした飲み物の方が、気持ちよかった。

いまから7~8年前、タマノイ酢の「はちみつ黒酢ダイエット」が流行った時期があった。
人から「これを飲めば、下痢も便秘にもならない」ということと、「ダイエット」という
ラベルの魅力もあり、1日に1本のペース(1リットル弱)で飲んでいた。
但し、1本の値段が400円近くしたので、財布には痛かった思い出がある。
ありがちな類似品や、タマノイ酢も便乗商品を発売して、いつの間にか下火になった。
自分は割と長く飲み続け(1年くらいか…)、いつの間にか売っているところが少なくなって
飲まなくなった。ブームの下火の背景には、商品の販路も影響あるのだなあ、と思った。
今はセブンイレブンで100円のパックをたまに買う。
体調は確かに良くなったが、「ダイエット」にはあまり関係なかった気がする。
その後、長井ナントカが、「デブはダイエットドリンクを3倍飲む(?だったか)、間違いない」
という言葉が流行った。言わせてもらえば、デブは何でも沢山飲み食いするものだ、自戒も含めて。

写真は、カフェ・ド・クリエ黒酢リンゴスカッシュ。
季節メニューだから、いずれはなくなるのだろう。
カフェ・ド・クリエは作る人の匙加減(氷の突っ込み加減)で飲み物の濃度が左右される。
本日の運勢を測るには、ちょっとだけ面白く、そしてちょっとだけ嫌だ。