花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想(184) 師走は走る

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今年の年末は休みが少なく、かつ妙に疲労がたまる。
そのせいか、寝坊・寝過ごしが2日続けて起きる。
まあ、仕事には影響はないものの、結構キテルなあ…。

今日は、元旦の職場用の買い物があり、
南砂にあるドイトに出勤前に寄る予定だった。
ちょっと早めに出よう、と思っていたが、気付くと1時間寝坊。
それでもあせることなく、朝食・朝刊をつつがなく済ませ、
最近100回に増やした腹筋をしてから出発する。

隣駅だし、タクシーにしようかなあと思い、通りに出ると、珍しく通らない。
しかたなしにバスで西葛西駅まで。
バスの運ちゃんにその後のルートを聞いたので、
あえて定期券のある電車に乗らず、バスを乗り継ぐ。
しかし、最寄のバス停になかなか着かない。
恐らくもう越えてしまっただろう場所でおり、
「餅は餅屋」のことばのとおり、餅屋で「みち」を聞いた。
親切に答えてくれたものの、正確に理解できず、
また時間もなかったので、タクシーに飛び乗る。
すると3分とかからず、目的地へ着く。

さて、そこから東西線の駅を聞いたら、これまた親切だったが、
恐らく時間的に間に合わないだろうと思い、またタクシーを拾う。
南砂町では、快速が通過するので、似たような距離なら、ということで
東陽町まで行く。

案の定、快速電車が停まった瞬間に飛び込み、5分前に出社できた。

しかしながら、1,500円の買い物をするのに、2,000円の交通費がかかってしまった…。
ほんの3キロくらいの移動距離なのに。
時間があれば、一切おカネがかからなかったのに、自腹…。
まあ、これは師走なのに「走らなかった」代償かもしれない。