花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想(333) 携帯乗換の悲喜

先日、携帯をauから格安SIMに乗り換えたのだが、
MNP(電話番号の乗り換え)については、その場で電話して
予約番号を聞いてくれ、との話だった。

見せられた番号に電話する。なぜか電話がつながらずブツブツ切れる…。
わざとか、と思いやっとつながる。
当然ながら、変更を思い止まるような説得が始まる。
まずは理由から聞かれる。

今回、更新月とあって、変更におカネがかからない。
向こうの言い分としては、月初めでも、一か月分かかるから、
月末まで待ったらどうか、というもの。
機種変更を何度聞きに行っても、一向にお得感がないことに嫌気がさし、
それも伝える。

そしたら、実は割引で機種変更ができるとか、
中にはゼロ円で渡してるものもあるとか、(大抵はひとつ前の機種)
実は7月29日によりお得なDMを送ったはずだ、と言ってきた。
そんなDMは結局来ていなかった…。

そこで思いとどまったら、ピンポイントで割引の案内がくるだろうが、
だったら、もっと早く言えよ、という思いがあって、
途中で遮って「予約番号お願いします」と伝えた。

電話に出ていた、男性スタッフが、だだをこねる子どものような
口調で番号を言った。ま、彼も損な役割だな、と思いつつ、
恐らく最後っ屁のように、おカネが取られるのだろうな、と覚悟した。