花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想 番外編 マンゴープレート@東京大丸 イノダコーヒー

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昔、職場に今でいうお姉系のアルバイト君がいて、
女友達とケーキだか、クッキーだかを作っていた話を聞いた。
「甘いモノでお腹一杯にしちゃえ」という言葉に
きっと自分には歩み寄れない何かを感じたことがある。

新橋から東京駅の散歩の終点は、大抵イノダコーヒーとなる。
結構遅い時間(時間は遅くないが、閉店時間近く)になると、
売り切れがいくつも出てくる。

そんな時、目に入ってきたのが、このマンゴープレート。
自ら進んで食べたことのない、この食べ物を晩飯にしよう、と。
大きめの立派な皿に鎮座して出てくる。

上のスティックは、焼き立てのようにホカホカで、
したのシャーベットをやんわりと溶かしていた。
シャーベットはベリー系とレモンアイス。
トロピカルソースは、酸味と甘みが際立っていた。

マンゴーの柔らかい食感と、アイスの冷たさと
ソースが絡まって、甘いながらも食べごたえあった。
本当に甘いモノで満たされた。

さて、知らない世界を知ったことで
大人になったのか、どうなのか…。