花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想 (339) 嵐の前の静けさは美しいこともある

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地下鉄は、更なる工事が進むようで、
改札近くの円柱に囲いが施されてあった。
おそらく「巻き広告」や「デジタルサイネージ
のようなものが取りつけられるのかもしれない。

しかし、一見無表情に思える、この景色が
シンプルでとても良い。

かつて、京都駅の駅ビルが改築された時も、
取り壊されたあとの京都の風景が良かったことを思い出す。

目に入るもの、
それが目に飛び込むもの、
そして飛び込ませるものになると、
もはや暴力的な感覚も覚える。