花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想 番外編 痛恨の落球 ばんから@高田馬場

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ラーメン二郎の後にできた店。ほぼ居抜きで使っている。
看板を渋谷でも見かけたので、チェーン店舗なのだろう。
それにしても、看板が大きすぎ。かえって安っぽくなる。

かつて二郎で食べた後、腰痛に苦しんだのは、
あの狭く・苦しいカウンターだったが、そのままだった。

カウンターには、にんにくが山盛りになっていて
好きなだけ、すり潰せるようだ。

「味玉つけめん」と「ねぎチャーシュー丼」を頼む。
ご飯ものは、結構美味しかった。
お腹も空いていたので、丁度良かった。
つけめんは、やや時間がかかった。
豚骨系の脂ぎったつけ汁は、結構濃い目の味付けだった。

しかし、ここで味玉が入っていなかった。
「味玉を頼んで、玉子は入ってないんですけど」
「スープの方に入っているんです」
「いや、ないから言ってるんです」

自分の作業を疑う前に、客を疑うというのは、失礼にも程がある。
厨房で、しなちくが何本、とOJTでやっているところをみると、
店舗を急拡大した上での、自転車操業のような印象をもった。

ほどなく、小皿にのせた玉子が来たが、客は来なくなるだろう。
あの日・あの時。痛恨の落球(玉子)は
きっとゲームセットになってから、後悔することになるだろう。

もう行きません。